帰省した時に思った親との関係

続々と梅雨明けのお便りが

先日久しぶりに5分ほど実家に帰りました。
私の場合実家は近くて遠い存在です。

どうしてでしょうね
親との距離のとり方がわからないんです。

ある時占い師さんが私に言いました。
「家族だからって無理に仲良くする必要はない」って。

占いとか全く信じないタイプなんですが、
その時ばかりはとても救われたような気持になりました。

親と決定的にうまくいかなくなったのは高校に入ってからですかね。
兄の大学受験と弟の病気とで、私にかまう余裕がなかったのでしょう。
両親の不仲が目立つようになり
私はどの兄弟よりも過剰に反応していました。
誰よりも家族でいたい気持ちが強かったんだと思います。

その変な義務感のようなもので私はずっと生きてきました。
たまの帰省は、航空券の予約の段階では楽しみなのですが、
荷造りしている途中で実家に住んでいたころのどうしようもない張り裂けそうな胸の痛みが襲い、
涙が止まりません。
実際実家に帰ると、楽しいのはほんの半日。
2日目には「なんで帰ってきたのか」と愚痴をこぼされる始末です。

大人になって一つ思ったのは、
父親だからって、母親だからって
「できた人間」だとは限らないこと。

うちはほかの家庭より
深い話をしてこない家族でした。
その中で父や母を絶対の存在だと思っていたのは、
父と母のエゴもあったような気がします。今となっては。

かんしゃくを起こすと無口になったかと思えば、大きな音で扉を閉めて家族に背を向ける父がいました。
沸点がよくわからず、急にとりとめもないことでヒステリックになり、人格を否定してくる話し合いにすらならない母がいました。

心の中では、ばかな人たちだと思っていても
どれだけ年を重ねても思い出すだけで涙がでてきます。

それほど私にとって見えない深い傷でした。

もちろん尊敬するところもたくさんあります。
節約をして学費を出してくれたこと。
毎日お弁当を持たせてくれたこと。

でもそれに気づくよりも前に
父と母を一度でも軽蔑してしまうと
なんてばかな親なんだろう、と思ってしまうのです。
そしてやはり涙がとまらないのです。

周りの友人や恋人の、家族が仲の良いエピソードを聞くと
無性にうらやましく感じる自分がいます。

自分は結婚するときにきちんと親に挨拶できるだろうか。
親はどのように相手のご両親にふるまうのだろうか。
今から無駄に心配をしてしまう自分がいます。

そしてやはり一番思うのは、
自分はどのような親になるのだろうか、ということ。
親のようになりたくない、なりたくないと思いながら
結局似てしまうんじゃないか。
子供と距離ができてしまったらどうしよう。

あ。でもこれって
自分の親も私に対してそう思っているのではなかろうか。
思うように子供と接することができない。

親→私→子

そうなると
親に心から感謝できるその日が
いまから待ち遠しくて仕方ないのです。

投稿者: ネコウマ

都内のIT会社に勤めるOLです。 2017年には仕事をやめて起業するという夢があります。 貯金をしながらゆるく生きる'てげてげ'な生活に憧れつつ、激動の時代を生きています。

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